ひとり用土鍋の作り方
2010年03月19日(金) 体験メニュー陶芸体験陶芸作業
来週は土鍋作りの予約が入っているので、より簡単な方法を模索するべく、工程を確認してみました。
これから作ってみたいけど・・・とまよっていらっしゃる方も参考にしていただければうれしいです。
念のためですが、一人用サイズです!

1.土鍋用の粘土をまるくして、ろくろのまんなかに固定します。





2.ねんどのかたまりの真中に親指を押し込んでいって、粘土をはさみながら徐々に穴を広げていき、鍋の形にしていきます。普段使わない筋肉を使うので、筋肉ムッキムキの男性も「手がつるー!」とおっしゃることも!

3.内側と外側についた指の跡をへらでならしていきます。ここで徹底的にきれいにしておくことが、完成時の美しさを左右するので、なかなかOKだしませんよ!がんばれー!

4.中と外をきれいにし、高さを切りそろえるとこうなります。最後のほうにはろくろを高速に回転させるので、遠心力によって器は広がる傾向にあります。ですから、すこし口を小さめに作っておくことがポイントです。と言ってもピンときませんよね・・・!

5.鍋ができたら、次は蓋をつくります。まず、粘土をまるめて、机の上で手で押しつぶします。



6.粘土の両側に、厚さの同じ2枚の板をおき、麺棒でこの板と同じ厚さになるまで、粘土をのばしていきます。

7.伸ばした粘土をろくろのまんなかにのせて・・・





8.ろくろを高速に回転させ、針をおろすと・・・、きれいな円状に粘土を切ることができます!これが蓋の原型。さて、どうやったらふたになるのでしょう・・・?ちなみに、もちろん鍋の内径をはかって、蓋の大きさを決めますよ!「落としぶた」を作ってもしょうがないですからね!

9.まるく切った粘土の縁を、ゆるーくくせづけて起こします。

10.起こした縁をなめし革でなめらかにします。この、きれいにする工程はみなさん、ちょっと感動するみたいですよ!これで、鍋と蓋の、大きなパーツ二つができあがりました。次は持ち手!

11.蓋と同じように粘土を延ばして、好きな形に鍋本体用と、蓋用の持ち手を作ります。これで、パーツはそろいました。あとは組み立て!ですが、粘土の乾燥状態を見ながら、時間をとりながら組み立てます。粘土がまだ柔らかすぎる状態でパーツをつけると、歪んで鍋と蓋が合わなくなる危険性がありますからね!ですから、ここで休憩をとっていただいてかまいません。ご飯を食べに行ってもいいかもしれませんよ!


12.それぞれのパーツをはりあわせて、蓋には蒸気の抜ける穴もあけます。

13.完成っ!
ここからゆっくり乾燥させて、約800度で素焼きをし、釉薬(色)をかけて、1230度で本焼きをしたら、完全に完成です!そこまで約1カ月から1ヶ月半。土鍋の大きさは最終的に一回り縮みます。
悩むよりまず、やってみましょう!土鍋から広がる料理パラダイスを夢見て・・・!